自作Tシャツを販売して1万円儲ける | お金を儲ける100の方法

自作Tシャツを販売して1万円儲ける

やれそうでなかなかできない自作Tシャツ販売ビジネスを紹介します。

まず断言しますが、このビジネスは「確実に儲ける手法」を確立することができません。売り上げを決める要素のかなりの部分を商品のできに左右されるからです。実際に売上0円の日もありましたし、5万円のひもありましたので参考程度に、、、。

ただこの商売は何にも代え難く楽しいものですので、もの作りが好きな方にはオススメです。

基本的には自分でTシャツをデザインして、またも路上販売します。といっても形までデザインするのではなく、なにかをTシャツ表面にプリントするデザイナーズ(?)Tシャツとなります。

やり方は単純です。あらかじめ無地のTシャツを用意しておき、フォトショップなどのグラフィックソフトで作ったデザイン画をインクジェットプリンターでアイロン用紙に印刷。それをTシャツにプリントする、原始的なものです。

■原価と利益
気になる原価ですが、素材のTシャツは探せば100円で販売しているところが必ずあります。気合入れて実践するのなら100枚ほど買うので5%OFFで、などの交渉も可能でしょう。デザイン画の方がコストがかかります。アイロンプリント用紙(A4)が5枚分で900円ほどもかかっていました。あえてA3を買ってきて自力で半分にしたりと、なんとか工夫してました。プリントといえば、エプソンのカラープリンターで自作していた(!)のですが、一枚アタリのコストは紙代と合わせて260円ほどだったでしょうか。こちらを1000円で販売します。一枚あたり740円の儲けですね。

■売れるポイント
ポイントはやはりデザインでした。何度か失敗した経験の上で話しますが、なまじカッコイイものはさっぱり売れなったです、、、。変にブランド的(なんとか風など)なものよりも、面白いものが良かったです。日本語、特に漢字でデザインしたものは最近はよく見かけますが、当時はそんなデザインなかったのでけっこう売れました。

時事的なものも良かったです。手作りなので時事的なデザインはすぐさま市場導入できます。その日のナイターでサヨナラホームランを打った選手がいたら、「○○選手、ありがとうTシャツ」とか、芸能ネタで「○○氏、また不倫!?Tシャツ」とか、ただ単に黒Tシャツに白の文字が入っていただけですが、一瞬のウケ狙いで大学生とかOLさんなどに好評でした。

今となっては時効なのですが、私がTシャツをしていた時に「スターウォーズ・エピソードワン」が封切り間近で盛り上がっていたころ、「それはあまりにも似すぎているんじゃないか?」的なTシャツを50枚売ったこともあります、、、。

■ネック要因
売る場所さえ確保できればネックはあまり見当たりません。むしろ売る場所探しと、安定収益が見込めないことが最大のネック要因です。私の場合は駅構内をよく使っていたので駅員さんによく怒られました。当時はブロードバンドなんてなかったのですが、現在ではヤフオクなんか良いかもしれませんね。


今回のビジネスは、まあ参考程度でしたが作ることがとにかく面白いのでオススメです。販売もお客さんとワイワイ話しながら進められるので楽しいです。駅員さんによく怒られながらも最後には買ってくれたときの喜びは最大級のものでした。たまにはこうした血の通ったお金儲けも良いのではないでしょうか??

※写真と本文は関係ありません。(ニコラス・ペタスです)