広告デザイン業務で5万円儲ける ①リサイズ偏 | お金を儲ける100の方法

広告デザイン業務で5万円儲ける ①リサイズ偏

デザインで儲けると聞くと「自分には無理かも、、、」とか「センスがないかも、、、」な印象を受けてしまいがちですが、今回紹介する広告デザインビジネスはセンスやクリエイティビティよりも体力で勝負できますので大丈夫です。以前、私自身が発注していたことなので、大丈夫です。

広告デザインでビジネス展開する方法はたくさんありますが、「稼ぐ」というところに特化していくと、効率のよいビジネスが2点あります。2・3日の短期間で5万円ほど稼ぐことができますのでSOHOやクリエイター志望の方にもオススメです。


■リサイズという仕事
一般的に雑誌広告や新聞広告は、企画が決まったら撮影をし、コピーを決め、それら素材をコンピュータに取り込んで、デジタル処理後に印刷会社へと入稿し、フィルムやゲラという入稿フォーマットに刷り上げてから、本入稿という流れです。実際には色校正やデジタル入稿などありますが、ここでは割愛。要は非常に手間のかかる作業となります。

どこに稼ぐ箇所があるかというと、リサイズ(サイズ調整&再入稿)です。一般的には広告キャンペーンはあらゆる雑誌(新聞)媒体や販促物に使用されます。広告のサイズは基本がA4見開きで297×420ミリですが、掲載する雑誌によってサイズが微妙に違ってきたりします。基本を元にサイズ調整(といっても10ミリとか)して入稿データ作成する仕事を請け負ってしまいます。


■用意するものなど
リサイズはコンピュータで行いますので、まずMacです。Windowsでは不可です。理由はデザインの世界では皆Macだからです、シンプル。もう一つ不可欠なものがMOドライブ。やり取りにはMOが使われますので必要。プリンターとスキャナは家庭用で充分でしょう。キンコースや東京リスマチック(http://www.lithmatic.co.jp/)などでもプロ環境が利用できますので。

あとはスキルですが、Adobe社のイラストレーター&フォトショップ。最悪この2つのアプリケーションさえできればなんとかなります。ただしイラストレーターはバージョン8.0を使わなければなりません。これは入稿所が8.0しか受け付けていないためです。最後に言うまでもないですが、仕事をくれるコネ、ですね。


■お仕事の流れ
これは簡単ではありませんがシンプルです。元データを預かって、それをMacで開き(おおかたイラストレーター)、サイズ調整するわけです。イラストレーターで大枠のサイズを調整後、これが重要なのですが、写真や文字を元データと同じようなバランスで調整。あとは事前にもらう入稿規定に沿って完成です。完全元データがあれば難しい色調整などは必要ありません。

プリント広告は事前に掲載媒体が決まっていますので、各媒体のサイズ分、掲載回数分だけの入稿データが必要になります。たとえば3ヶ月のキャンペーンで5種類のサイズが各3回(月一回)必要であれば15個のデータが必要なわけです。一回の調整が格安の3万円でも45万円は見えているわけです。

その他にもカレンダーや販促グッズへの転用にもリサイズ業務は発生しますし、プレゼン前にもプレゼンカンプ業務もあり、デザインは作業屋に徹すると定期的な収入が見込めます。

超重要なのは仕事を得ることです。広告代理店やデザイン事務所にコネを作っておくことがポイントになります。広告代理店の方が実作業をあまりやらないので仕事発生の機会は多いかと思います。その際に注意しなければならないのは、「明日まで」とか「なるべく速く」とか、とかく体力勝負になります。徹夜も多いかと思いますが、「速くて便利なやつ」と思わせるとどんどん仕事を回してもらえます。


さて今回はMacとかイラストレーターとか、ちょっと特殊技術を要するお仕事ですが、参考書を2冊ほど読めば基本は身につきます。あとは実践で得た経験が信頼へとつながっていきますので、抜けられなくなるかもしれません(笑)ただ、この方法がクリエイティブ職への一番の近道だったりもしますので、本気で考えている方はご相談を、、、。